前回の記事でご紹介させていただきましたが、先日、バイエラー財団とパートナーシップを結びアートの修復支援を始動させた世界的ラグジュアリー・プランド「ラ・プレリー」。
今回は、CSR(社会的責任)に重点を置いたブランドの新しい取り組みについてご紹介します。
ラ・プレリーは、スイスの自然と守るという継続的な目標として、初めてアートと慈善活動を融合させた取り組みを行います。
スイス人アーティス トのダグラス・マンドリー氏とのコラボレーションです。
ダグラス・マンドリーはスイス全土を旅して、手つかずの自然が広がる環境や印象的な景観を被写体として記録しました。
一連の作品は、スイスの美しさに敬意を表する一方で、その脆さと環境保全の重要性を強調しています。
独創性に富んだスイスの複数のロケーションを撮影しながら、マンドリー氏は自然そのもの、そして自然の描写を解釈する二分法の表現方法を追い求めました。
撮影した原画像である写真に革新的な表現方法を組み合わせ、その作品を変化させます。
原画像の状態から、ペイントやエアブラシの技術によって生まれ変わった最終的な仕上がりに至るまで、時間の経過やさまざまな体験が表現されています。
その美しい作品たちはまるで、夢と現実の世界を行き来しながら、スイスの自然の中を旅するように見る人を誘うようです。
スイスから世界へと自然保護の支援を拡げるため、ラ・プレリーとダグラス・マンドリーとのコラボレーションによる3点の作品が、2020年11月4日から18日までArtnet Auctionsにてネットオークションにかけられます。
その収益は、ラ・プレリーが以前から支援を続けるスイス連邦工科大学財団(EHT)に寄付され、氷河保護のために活かされます。
ラ・プレリーがテーマに掲げている、「スイスらしさ」「サイエンス」「アートと文化」
この敬意を払うべき3つ のテーマを組み合わせ、スイスから世界へと社会に還元する持続的な取り組みを進めています。
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